クラウド販売管理システムを導入するメリットは？おすすめの製品18選
こんにちは！「楽楽販売」コラム担当です。
販売管理システムとは、商品やサービスの受注に始まり、生産や販売、支払までの幅広い管理業務をサポートする便利なシステムです。例えば、販売管理機能・在庫管理機能・購買管理機能といった、業務効率化に役立つ機能が搭載されています。販売管理業務に関わるあらゆるデータを一元管理し、スムーズな申請やステータス管理を実現できるのがメリットです。
この記事では、販売管理システムの導入を検討する際に役立つ、基礎知識や選び方のポイントを解説します。クラウド型ならではの魅力や、おすすめのクラウド型販売管理システムもご紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
クラウド販売管理システムとは？
クラウド型販売管理システムとは、販売管理システムの導入形態の中でも、インターネットを介して利用するタイプのシステムを指します。クラウド型のシステムは、インターネット上のサーバーに構築されたシステムを、ユーザーがWebブラウザやアプリから利用するのが特徴です。導入後は、月額・年額の利用料金を支払い、サービスを利用します。システムの運用や保守は提供会社が行うので、メンテナンスの負担はほとんどありません。システムの導入形態には、クラウド型以外にも種類があります。以下でそれぞれ詳しく紹介します。
- クラウド型
インターネット上のサーバーに構築されたシステムを、Webブラウザやアプリから利用する形態です。社内にシステムを構築する必要がないため、オンプレミス型と比較して初期費用やメンテナンスの負担を抑えられます。インターネット環境があれば、社外からも利用可能です。 - オンプレミス型
自社のサーバー上にシステムを構築して利用する形態です。カスタマイズ性が高い反面、初期費用が高額になり、導入に時間がかかります。また、設備投資や保守運用を自社で担うため、専門的なスキルを有する人材が必要で、システムの保守運用のコストが発生します。 - パッケージ型
標準的な機能が揃った既製品のシステムです。社内のサーバーやPCにインストールして利用します。オフラインでも利用可能で、自社独自にシステムを構築する場合と比較して初期費用の負担を抑えられます。ただし、社外からは利用できず、カスタマイズ性が低いのが難点です。
その他の導入形態と比較して、費用負担や運用の難易度を考慮すると、クラウド型の販売管理システムが導入～保守管理しやすくおすすめです。
クラウド販売管理システムの魅力
クラウド販売管理システムには、以下のような魅力があります。
初期費用やランニングコストを抑えられる
クラウド型のシステムは、社内でサーバーやシステムの構築が不要なため、オンプレミス型と比べて初期費用の負担を抑えられます。さらに、月額費用も比較的リーズナブルな価格帯であることから、システムの利用にかかるランニングコストが低いのも魅力です。
導入までの期間が短い
クラウド型ならサービスの申し込み契約後、短期間で利用を開始できます。導入準備の際、システム構築や初期設定の手間がかからないため、速やかに運用をスタートできるのです。
運用のハードルが低い
クラウド型はシステム提供会社がセキュリティ対策を担い、常に最新の状態にアップデートされた万全の状態で利用できます。自社でシステムのバージョンアップを行う必要はありません。インボイス制度や電子帳簿保存法といった法制度への対応も容易です。
クラウド販売管理システムを選ぶポイント
クラウド販売管理システムを導入する際は、さまざまなサービスの中から以下のポイントで自社に適したものを選定すると良いでしょう。ここでは、クラウド販売管理システムの選び方を解説します。
自社の業種や業務規模に適しているか
クラウド販売管理システムにはさまざまな種類があり、想定される業種や利用規模によって機能が異なります。例えば、幅広いビジネスに使える「汎用型」と、特定の業種に特化した「業種特化型」といった違いがあります。
- 汎用型
一般的な販売管理機能を搭載したタイプです。業種を問わず広く利用できます。外部システムと連携しやすく、自社のワークフローに合わせてカスタマイズできるシステムもあります。ただし、システムによっては一部業界特有の商習慣には適さないケースも存在するのが注意点です。 - 業種特化型
特定業種の販売管理に特化したタイプです。汎用型では対応が難しい、特定の業務や商習慣に即した機能やテンプレートが搭載されています。例えば、製造業・建設業・医療関係といった業種向けのシステムが挙げられます。
このほかにも、小規模向け・大規模向けといった組織の規模による違いもあります。操作性や費用対効果も含めて、自社の導入目的に適したシステムを選ぶことが重要です。
導入前のトライアルは可能か
システム提供会社によっては、クラウド販売管理システムの無料トライアルを実施していることがあります。無料トライアルは、システム導入前に自社の業務プロセスとの相性を確認する大切な機会です。機能や使用感を十分に確認し、複数サービスを比較検討すると良いでしょう。
カスタマイズができるか
自社の働き方に合わせてシステムにカスタマイズを加えることで、現場で入力や管理の工数を抑えられます。カスタマイズ性をチェックするときは、「データの集計」「承認フローの設定」から「操作性」まで含めて検討すると良いでしょう。専門知識を必要とせず、簡単な操作のみでカスタマイズできると理想的です。
関連記事： カスタマイズは必須！販売管理システムを選ぶ3つのポイントと導入事例
サポート体制は十分か
システムの運用によって現状の業務をどのように改善すべきか、事前に相談できるサポート体制があると安心です。また、現場ではシステム導入への心配を抱えているスタッフもいるため、導入前の学習で不明点を解消できるサポートもあると良いでしょう。
おすすめのクラウド販売管理システム18選
最後に、おすすめのクラウド販売管理システムをご紹介します。複数のサービスを比較検討して、自社のニーズに適したクラウド販売管理システムを見極めましょう。
① 楽楽販売
「楽楽販売」はカスタマイズの自由度が高く、自社の業務フローに合わせて柔軟に使いやすい、クラウド型の販売管理システムです。簡単なマウス操作のみで入力フォーム作成やデータベース構築ができるため、プログラミングの知識は必要ありません。既存の業務に合わせてシステムを作れるので、現場へスムーズに定着しやすく、素早い入力作業によって業務効率化に貢献できます。会社特有のルールや特殊な業務フローがある場合でも安心して利用できます。
また、複雑な金額計算を自動化できるのもポイントです。会社特有のルールにあわせた計算式や業務フローを「楽楽販売」に登録しておくことで売上計上処理や請求処理を自動化できます。カスタマイズの自由度が高いので、分割計上や合算請求にも対応可能です。複雑な計算を自動化することで現場の業務負担や計算の手間やミスを軽減します。さらには、充実したサポート体制が用意されているので、導入前後のさまざまな不安を解消できるでしょう。販売管理業務を熟知した専任の担当が、業務フローに沿った活用方法を提案、構築サポートを行うため、システム構築経験がない担当者でも安心して導入を進められます。
② ExeQuint
きめ細やかな在庫管理機能が搭載された販売管理ソフトです。例えばロット管理機能・賞味期限管理機能・ロケーション管理機能・入荷予定管理機能では、詳細なデータを扱えます。セット商品の組立や解体も柔軟に行えます。
③ flam
レスポンスがスピーディーな高速クラウド販売管理システムです。表示スピードを重視した性能により、膨大な量のデータを快適に管理できます。販売管理の基本機能をワンパッケージで提供する、シンプルな構成が特徴です。
④ アラジンオフィス
業種や業態を問わずに使いやすい業務管理システムです。中でも販売管理パッケージソフトでは、販売業務に必要な一連の機能がまとめられています。オプション機能や連携ツールが豊富で、幅広い業務フローをクラウド上で管理できます。
⑤ 楽商クラウドS2
卸売業や商社のビジネスに適した、中小・中堅企業向けのクラウド販売管理システムです。多彩な取扱商品を一元管理できます。インフラを全顧客で共有する「マルチテナント型」のため、カスタマイズに制限がある一方、低価格で導入可能です。
⑥ SMILE V Air販売
販売・購買業務を全般的に管理できる基幹業務システムです。ダブルクリック操作で簡単にデータ分析を実施でき、リアルタイムでの経営判断に役立てられます。クラウド版だけでなく、オンプレミス版も提供されています。
⑦ kinterp Light
開発ツール「kintone」の機能と基幹システムのコア機能を組み合わせた、基幹業務プラットフォームです。売上管理から在庫管理まで、販売管理の基本機能がパッケージ化されています。必要な機能を押さえつつも、柔軟なアプリ開発が可能です。
⑧ 商蔵奉行クラウド
バックオフィス業務の業務標準化とデジタル化を実現する、販売管理 仕入・在庫管理システムです。伝票登録の自動化や請求書発行業務のペーパーレス化を支援する機能により、業務コストを削減します。リモートワークへの切り替えも可能です。
⑨ Skit FLEXi
年商30億～500億規模の企業に適したクラウド型統合基幹業務システムです。利用状況に応じて費用を支払うSaaSの仕組みを採用しています。自社の利用者数・利用機能・データ量に応じた運用コストで導入可能です。
⑩ GrowOne 販売情報システム
販売業務の統合的なサポートを実現する販売管理システムです。見積・売上・発注・仕入までデータが連動する仕組みで、入力負担軽減と人的ミス削減を重視して設計されています。クラウド型とオンプレミス型のいずれもカスタマイズが可能です。
⑪ Biz∫販売
業界や企業独自の商習慣へ柔軟にフィットする販売管理ソリューションです。多様な分岐が可能な電子申請・承認の機能により、取引先や案件ごとの統制ルールに対応できます。拡張性が高く、項目や帳票の調整も容易に実現できます。
⑫ WorkVision販売管理クラウド
機械器具・建設資材・電子部品・卸売業・製造業などの分野に特化した販売管理システムです。多機能な在庫管理が大きな特徴となっています。一般的なシステムでは対応しにくい、特殊な在庫管理形態での運用が可能です。
⑬ MJSLINK DX 販売大将
主に卸売業やサービス業に適した、中堅・中小企業向けERPパッケージです。見積・受注・売上では伝票リレー入力が可能で、業務効率化が期待できます。また、振込データを自動で取り込み、入金伝票を自動起票できるため効率的です。
⑭ フリーウェイ販売管理
1,000伝票・3名のデータ共有まで無料で利用できる販売管理ソフトです。操作メニューや画面デザインがシンプルで、初期設定が短時間で完了するため迅速に導入できます。売上順位や売上伸び率順位表を瞬時に集計し、分析に活用できます。
⑮ 商い哲人EX
1,販売管理に必要な機能を導入できる、中小企業向けの販売管理システムです。サービス内容は、見積から回収までを担う「販売管理サービス」と、発注から在庫までを担う「仕入在庫管理サービス」に分けられています。それぞれ低価格から利用可能です。
⑯ 弥生販売 24 +クラウド
販売管理機能がオールインワンで搭載され、初心者にも使いやすい販売管理ソフトです。企業の規模に応じた複数の製品ラインナップが用意されているほか、サポートが必要な場合の料金プラン「あんしん保守サポート」も提供されています。
⑰ freee販売
会計システムとの連携性が高いクラウド型販売管理システムです。「freee会計」とのデータ連携によって、仕分データを自動で登録できるため、幅広い業務フローを一元管理できます。同シリーズの多数のプロダクトと連携できる点が魅力です。
⑱ OBIC7販売情報ソリューション
販売管理をはじめとした関連業務を一元管理できる統合ソリューションです。複数の事業や業務フローを統合的に管理する仕組みにより、全体最適化に貢献します。輸入・輸出といった海外との取引にも対応しています。
クラウド販売管理システムで社内のデータを一元管理！
ここまで、クラウド販売管理システムの基礎知識や、クラウド型ならではの魅力、選び方をお伝えしました。システムを活用すれば、社内の販売管理に関するあらゆるデータを一元管理できるようになります。クラウド型なら初期費用の負担を抑えられるのはもちろん、メンテナンスの負担がかからないため、ランニングコストも抑えられます。システム選定で重要なのは、自社の販売管理業務に適したサービスを選ぶことです。現場の業務に合わせて使いやすいクラウド販売管理システムをお探しなら、カスタマイズの自由度が高い「楽楽販売」をおすすめします。
「楽楽販売」は、自社の販売管理のルールに合わせてカスタマイズしやすいのが魅力です。幅広い業種で導入実績があり、導入前後のサポート体制も充実しています。クラウド販売管理システムの導入を検討される際は、ぜひ資料ダウンロードや無料トライアルをご利用ください。
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記事執筆者紹介
- 株式会社ラクス「楽楽販売」コラム編集部
- 「楽楽販売」のコラムでは販売管理・受発注管理・プロジェクト管理などをはじめとする、あらゆる社内業務の効率化・自動化の例をご紹介していきます！
